岩崎瓦工業
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特集3:「カラーベスト屋根を涼しくする」
カラーベストはなぜ暑い?

 カラーベストの屋根と瓦の屋根の室内気温を比べると、約7〜8度違います。(瓦web参照) 
なぜこれほど違うのかというとカラーベストやトタンカワラボウは

カラーベスト本体 + アスファルト防水シート + 野地ベニア が接しています。

 瓦は空気の層が外気との通気をしながら緩衝するので自然の断熱効果をつくっています。では設計上瓦が乗らない家はどうしたらよいでしょうか?

 
■ 瓦と同じような環境をつくる

 

 

 

 

 

 

 まずは通気です。カラーベストやトタンは材料の隙間がありません。そのため通気をもうけられるのは棟だけになります。軒天井のパンチングボードや小壁の換気口からの吸気があれば自然換気がより一層促されます。

 
■ 新屋根材の採用
 

カラーベストやトタンと余り重さが変わらない屋根材で瓦のような空気の層を持つ物もあります。この屋根材は金属材ですが金属の弱点の 雨音や 熱を 克服した新建材です。ほとんどが輸入材ですが、日本での実績も20年ほどあり当社の提案でも採用率がかなり高くなってきました。

 
■ 遮熱シート採用
 遮熱シートとはアルミ箔に発泡断熱材が裏付けされたシートです。アルミ箔がセメントや鉄板の屋根材を通過してくる熱光線を反射させ、屋根裏の空気を熱さないようにするシートです。実際には二重たる木工法の併用が効果的であり必要だと思います。
 
■ 二重たる木工法

 最近かなり一般的に新築で採用されてきた工法です。考え方はやはり瓦の通気状態を再現し、空気の層を設けるという方法です。出来た隙間に断熱材を埋めてしまう事もありますが暑い空気は上がる性質からこのままでも効果は絶大です。屋根を二重にするため費用がかさむのが完全採用にならない理由です。

 
■ まとめ

 以上の工法を立地条件や予算に合わせて組み合わせるとかなり改善されるはずです。


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